Road to Veterinary Anesthesiologist 獣医麻酔科医への道
残念ながら我が国では獣医麻酔科医を標榜する専門医システムは現在のところ存在しておりません。
○米国のニューヨークアニマルメディカルセンター獣医麻酔科医Dr. William Muir先生
の応援を頂いております!
○医学部の麻酔科カンファレンスにも参加し麻酔科学の知見を広めています!
催眠減量オーディオ
【全身麻酔による不妊・去勢手術を甘くみていませんか?】
多くの動物たちが全身麻酔を生れてはじめて経験するのは不妊・去勢手術です。初めての外科手術と全身麻酔において「痛み」や「恐怖心」が制御されることなく実施されることにより、動物たちは診察室のみならず人に対しても不信感を抱くことになります。当然ですが、動物も痛みやストレスを感じます。
麻痺バージニアをチェック
獣医麻酔科学分野は非常に地味な分野です。動物の飼い主様は大切なご家族が手術室という密室でどのような様子なのかを知る術はありません。動物の手術麻酔や痛みの管理の成果は目に見えて明らかな部分に乏しい側面もあり、「ごまかし」が行われやすい側面もあります。しかし、外科手術においては「見えない部分の全身麻酔や痛みの管理」は動物の飼い主様が考えられているよりも重要な要素があり、手術成績に左右します(これは医学では当たり前の概念です)。動物の飼い主様ご自身が全身麻酔をうけることになったら?と想像して頂ければ自ずとご理解いただけるのかもしれません。
【当クリニックの全身麻酔・疼痛管理に対するスタンス】
「たかが不妊・去勢手術だから」ではなく、「不妊・去勢手術だからこそ」
気分障害で精神分析の視点
1.動物のストレスや痛みの緩和を最大限に軽減した麻酔プロトコルを採用します。
2.周術期の全身状態のモニタリングを徹底しています。
3.ご家族向けの写真付手術報告書、麻酔管理報告書の作成を行っております。
4.医科麻酔科の最新情報を活用した麻酔管理を実施いたしております。
5.硬膜外麻酔、神経ブロックなどを活用した麻酔・疼痛管理を実施しております。
6.バランス麻酔・マルチモーダル鎮痛の徹底を行っております。
7.術前の全身状態をASA(American Society of Anesthesiologist)分類に基づき評
価いたしております。
8.術後疼痛を現在のところ動物に適していると考えるVAS(Visual Analogue
Scaling)にて評価し、術後疼痛管理を実施しております。
○手術室のご紹介
0 件のコメント:
コメントを投稿